ソヒー

わらわはウシではないぞよ……
むぐ……もう満腹じゃ！
う……
おお、惚れ惚れする動きじゃ
がんばって、そこじゃ～
いっそ、薄着で応援したいくらい……
わらわがそなたの盾になれたら……
動きが鈍いようじゃのう。ほれ、わらわの様に浮いてみせんか
まさかそなた、自ら望んでわらわと同族に……？
もし、誰か、誰か！わらわの大事な人を助けてくださいまし！
立ちあがってくださいまし、わらわが看てあげますゆえ。
そなたはまだこっちに来るべきではない！立つのじゃ！
たまにはぼーっとしているだけというのも悪くない……
そなたと共に居られるのがわらわの喜びじゃ
そなたはわらわの好みをよく知っておるの。それだけわらわの事を見ておるということじゃな
おはよう、良い気分じゃ♪
そなたのこと、首を長くして待ってたぞ。
やった！やりましたね……　ハッ……
わらわもいつか天に昇れる日が来るのだろうか……

うれしいぞよ。
もぐ、もぐ、くるしゅうない……でもくるしい……。
少し胸がやけそう……
むむ、そなた……できるな
そんなやつはそなたの敵ではあるまい。押し切るのじゃ。
この着物、動くにはちと不便じゃ……
おろおろ……わらわはどうすれば良いのじゃ……
そなたに倒れられたら、わらわはまた一人に……
そなたでもこういうことがあるのか……きっと相手が悪かったのじゃ。
そこなるお方、この人を助けてくれまいか……？
そなたが立ち上がらねば、わらわの居場所が無くなるのじゃぞ
そなたと一緒なら、どこへでも憑いて……いや、付いていくぞ
わらわと出会えて、そなたは幸せ者じゃぞ……？
どうじゃ、綺麗な髪じゃろう？　特別に撫でさせてやってもいいんじゃぞ？
おはよう、そなたの顔を見られて幸せじゃ
よく戻ってきましたね。
おお、そなたが輝いて見える……
そなたが嬉しい時は、わらわも嬉しいぞ。

♪
ふむ……悪くはないのう。そなたも一緒にどうじゃ
これで、食後の果物などあると言うこと無しじゃ。
ふむ……まぁまぁじゃ。
ほぅ、そなたも慣れてきたか。
うん、その調子。
あまり激しく動くと、髪が乱れていやじゃな……
看護が必要なのでは？
わらわのくすりを飲むのじゃ
がんばるのじゃ。
倒れても、息絶えたわけではなかろ？
看護帽はどこへしまったか……
くすん……わらわを……わらわを一人にするな、ばかものめ！
そなた……そなたはわらわと前世で……な、なんでもないわ!!
わらわの小太刀は……最後の最後に使うのじゃ
髪がすぐボサボサになるのじゃ……櫛でといてくれぬか？
おはようございます。
おかえりなさいまし。
おめでとうございます。

そなたの給仕はいつも遅いのぉ。
わらわ……実は少しおなか空いていたところじゃ……もぐもぐ
宴の支度はまだかのう……
少しお腹が空いているのじゃが、我慢せよと？
わらわより弱くてどうするのじゃ
あのときの動きを見せてみよ
倒れても、わらわも空腹で看病できないぞ……
相当傷ついてるように見えるぞ？
あの……こんな時になんじゃが、給仕はこれからどうすれば……
死んだら、わらわのように彷徨うことになるぞよ？
わらわは足が疲れた！おんぶせいっ！
わらわは空腹でもう歩けぬ。だっこするのじゃ
わらわは腹など空いておらぬ。じゃが、そなたが食べろというなら食べてやってもよいぞ？
給仕の準備に行っておったのか？
あら、おかえりなさい。
あがったのなら、給仕の支度をば。

百年の恋も冷めるとは……このことじゃな。
もう少しでそなたをかじる所じゃった
これでは痩せるといっても不健康じゃ。
わらわの給仕を放っといて何事じゃ？
それではおなごより力が弱いのでは？
どうした？そなたの力はそんなものではあるまい？
よもや、給仕も無しに地に伏せるわけではあるまい？
危険なのではないか？
そなた、もっと精進せい！
ほほほ、天に召されれば、わらわの仲間じゃ。
グウ……な、なにかしら……ほほほ
給仕無しはいやじゃ～
フラフラする……
遅いではないか、給仕の用意はできておろうな？
あ、戻ったの？
で、わらわの給仕はいつなのじゃ？忘れているわけじゃあるまいな？